【36】パニック障害で家から一歩も出られなくなった話
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本編
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あとがき
母は、私の練習にとことん付き合ってくれましたが、かなり大変だったと思います。
進んでは戻るを繰り返し、本来ならごく簡単にできることを、難しそうに何度も何度も時間をかけてやる。
出先で調子が悪くなれば、なんとか連れて帰らなければならない。
ときには機嫌が悪くなり、こどものような八つ当たりもしょっちゅうしてくる。
付き添いは、ただ外に出かけるだけで面白くもなんともなく、さらに途方もない時間と労力がかかる。
そんな人間の相手を、いくら我が子だとはいえ、よくできたなと思います。
私自身、相手が母だから何を言っても許されると甘えていたところが大いにあったので、申し訳なかったと反省しています。
母は、よく不満を漏らしていましたが、当然のことですよね。
母親だって普通の人間で、聖人君子ではないですから。
漫画に描ききれないほど、母は私の回復のために時間を割いてくれました。
母には感謝してもしきれません。
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