【25】パニック障害で家から一歩も出られなくなった話
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本編
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あとがき
病院に行こうと予約を取ったものの、まだまだ怖い外に出なければならないと思うと気が重く、考えるだけで体調が悪くなるほどでした。
受診日までの約二週間ずっと、病院に行かなければならないと思うだけで気持ち悪くなり、不安でたまらず、食事もあまり喉を通りませんでした。
パニック障害の症状に「予期不安」というものがあります。
「また発作を起こすかもしれない」と思うだけで、実際にその場面にいるわけでもないのに、不安でたまらなくなってしまうのです。
そして、発作を起こす可能性がある場所をどんどん避けるようになります。
この予期不安が、行動を極端に狭めてしまうんですよね。
どれだけ不安でも、受診しないことには自分がパニック障害だという診断がつかないし、逃げてばかりもいられないので、覚悟を決めるしかありませんでした。
この時、心強かったのが母の存在です。
一人では絶対に病院に行くことはできなかったと思います。
安心できる誰かと一緒だと発作が起こりにくい人も多いです(人によるので、全員が全員というわけではありません)
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