【22】パニック障害で家から一歩も出られなくなった話
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本編
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あとがき
パニック障害を克服するためには、とても低いハードルを一つずつ超えていき、そのハードルをほんの少しずつ高くしていくイメージでさまざまなことに挑戦していきます。
もちろん、その挑戦がうまくいくとは限りません。
どうしても気分的に前に進めない日もあれば、挑戦してみたものの失敗する(この場合は発作を起こす)ことも多々あります。
進んで、戻って、立ち止まって、また進む。
そんなふうにもがきながら進んでいくしかないのです。
でも、この時の私は、それを知りませんでした。
家の外に出るなんて、元々何も意識せずに当たり前にできていたこと。
もう一度挑戦すれば、問題なくできるものだとばかり思っていました。
パニック発作とは、日常の何の問題もない場所や場面で、体が極度の緊張状態になって緊急信号を出してしまう状態です。
緊張するはずのない場所で緊張してしまう。
緊張せずに過ごしていたときのことがもう思い出せない。
どうやって元に戻れるのかが全くわからない。
一度の失敗で大きなショックを受けて、もう二度と外に出られないんだと落ち込みました。
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