コロナ禍出産 母子共に命が危なかった話(40)【最終話】退院
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本編
あとがき
新生児のお世話に追われて、ほとんど寝られないまま朝を迎えました。
覚悟はしていましたが、こんなにも一晩中やることがいっぱいなのかと驚き…
新生児は2~3時間おきに起きるなら、その間の約2時間ずつは睡眠が確保できるのかと思いきや、ミルクを飲ませてオムツ替えする以外にも、ミルクを作ったり哺乳瓶を洗ったりするのにも時間がかかりますし、ミルクを飲んですぐ眠ってくれるわけでもないんですよね…
お世話の合間にちょっとウトウトするだけで終わりました。
母子同室入院の一晩だけなら乗り切れましたが、ここからノンストップの育児が始まるわけです。
何はともあれ、無事に退院となりました。
色々ありまして、退院時間まで分娩室で待っていてとのこと。
出産の時は帝王切開だったので手術室でしたし、まさかこんなタイミングで分娩室の中に入れるとは思いませんでした。
切迫早産で入院していた時に、分娩室の見学をさせてもらった時とあわせて、2回も(しかもそれぞれ違う病院)分娩室に入れたのは貴重な経験でした。
夫は仕事だったので、退院の付き添いは父でした。
最後に病院の前で写真を撮ってもらい、私と娘の入院生活は終わりました。
最終話、そして次回作について
これで、「コロナ禍出産 母子共に命が危なかった話」は最終回です。
妊娠中のレポ漫画と合わせて全80話!
連載期間は1年8ヶ月でした。
更新頻度が遅く、お待たせすることも多々ありましたが、長い間お付き合いいただきありがとうございました。
描き始めた当初は、こんなに長い期間の連載になるとは思っていませんでした。
「いつか娘が大きくなった時に読ませたい」と思って描き始めた漫画ですが、たくさんの方に読んでいただけたことを嬉しく思います。
妊娠・出産レポを通して、自分の中でこっそり決めていたことがありました。
それは「漫画の中でマスクを省略しない」ということ。
登場人物の表情がわかった方が読みやすいですし、感情が伝わりやすいのですが…
コロナ禍でみんなマスクをしていて、表情が読み取りづらかったこと。
ずっと不自由を感じていたこと。
それが伝わればいいなと思い、あえてマスクばかりの話を描きました。
妊娠レポと出産レポは終わりましたが、続いて育児漫画が始まります。
タイトルは
「自分で産んだのに我が子だと思えない」
です。
少しショッキングなタイトルですが、出産を終えて初めての育児をしながら感じていたことをありのまま描いていけたらなと思っています。
引き続きご覧いただけますと幸いです。
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