【11】自分で産んだのに自分の子だと思えない
前回の話はこちら
第1話はこちら
出産レポ漫画第1話はこちら
妊娠レポ漫画第1話はこちら
本編
広告
あとがき
なかなか出産の実感が持てず、母親としての自覚もいまいちだった私とは違い、夫はすぐに父親としての責任感を持ったそうです。
元々、夫は子どもを強く望んでいましたし、妊娠中からお腹の中の子の父親として行動してくれていました。
だから出産前から「良いパパになるだろうな~」とは思っていましたが、実際は想像以上でした。
やはり、私と娘が出産の際に命が危うかったことが大きかったようです。
私は、結婚した当初は「子どもが出来れば幸せだろうけど、体が弱いし無理だよな~」と半ば諦めていました。
でも、夫が子ども好きなことは知っていましたし、子どもと楽しそうに遊ぶ夫の姿を何度か見ているうちに
「おっとくんを父親にしてあげたい」
という気持ちが強くなりました。
私自身が娘を産んだ実感を持つことにこだわるよりも、夫を父親にしてあげることができたという事実があれば、それで十分なのではと思うようになりました。
すんなりと割り切れたわけではありませんが、時間の経過とともに、少しずつこういう考えになってきたという感じです。
次の話はこちら
同じカテゴリの記事
-
前の記事
【10】自分で産んだのに自分の子だと思えない 2023.01.13
-
次の記事
【12】自分で産んだのに自分の子だと思えない 2023.01.24