【5】パニック障害で家から一歩も出られなくなった話
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本編
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あとがき
ギリギリのところで、電車を降りることができました。
ホームに四つん這いで降りて座り込んだので、近くにいた女性と男性が助けてくださいました。
お二人とも驚いていたのが印象に残っています。
あれだけ限界ギリギリだった吐き気は、電車を降りると引っ込んでいました。
気持ち悪さと動悸はまだ残っていましたが、電車を降りることができた安心感で、症状は落ち着いていたように思います。
電車の中で座り込んでハァハァと過呼吸を起こし、周りの注目を集めてしまったこと。
四つん這いで必死に電車を降りたこと。
見ず知らずの方にお世話になってしまったこと。
それがとても恥ずかしく、消えてしまいたい気持ちになりました。
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