コロナ禍出産 母子共に命が危なかった話(21)私の病名は…

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本編

 

 

 

 

 

 

あとがき

私の病名は、腎盂腎炎からくる敗血症性ショックとのことでした。

腎盂腎炎は、腎臓が細菌感染する病気です。
妊娠中は起こりやすくなるんだそうです。

救急搬送される前の、腰痛・高熱・悪寒・過呼吸などの症状は、腎盂腎炎によるものでした。

そこから腎臓の細菌が血液に乗って全身に回り、敗血症になってしまいました。
さらにショック状態になり、血圧が低下してしまったのです。

ショックになると、死に至ることもある重篤な状態ということ。

本当にギリギリのところで助かったのです。

 

救急車を呼ぶ時が症状のピークで、そこから後は少し状態が落ち着いて、割と意識もはっきりしていたので、まさかそこまで重症だとは思ってもみませんでした。

 

夫は電話で、ただただ私が生き延びたことを喜び、頑張ったと讃えてくれたのですが…
自分が死の淵にいたと知って怖くなりましたし、出産したという実感も湧かなかったので「私、別に何も頑張ってないけど…」と戸惑いました。

 

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